シリンダー交換

防犯対策として防犯性の高いシリンダー交換を行うというのは当たり前の時代になりました。一つのカギより二つのカギ(ワンドアツーロック)が取り付いている方が、あらゆる不正解錠や破壊、空き巣対策として効果的です。

カギ交換には、用途によって使い分けることが必要です。当社では、防犯性、利便性、生活環境などお客様のご要望に応じたカギ選びをご提案させていただきます。特に利便性などは日常生活や万が一のトラブルなどには欠かせません。

きめ細やかなサービスをご提供

書類がないと複製できないキーもありました。しかし、その書類を紛失されてキーの複製ができなくなり、再度交換となる方もいたでしょう。「めんどくさい」という方もいるでしょうし、「そのぐらいでないと不安」という方もいらっしゃるでしょう。

また購入したメーカーの代理店でしかキーの複製ができなくて不便だと感じられたり、キーの納品に時間がかかったりするなど、カギ交換したことによって利便性を失うこともあったと思います。同じカギ交換の依頼でも、人によっては通常の防犯性、完璧なまでの防犯性、利便性どちらを優先するかが違います。当店はお客様の必要性に合わせた、きめ細かいサービスをご提供しています。

★マークの評価にはご注意を

よく他店などではシリンダーのランクを★マークで評価していると思いますが、当店はそのような表示はしません。なぜなら、お客様の必要性に合わせたカギ選びをしたいからです。★マークでの評価は、あくまでもそのお店側の評価です。お店によっては、多く販売したいシリンダー、主力商品を高評価してしまう、あるいは性能面のみでの評価に留まっていることもあるでしょう(性能面などは一般の人からではその差が分からないでしょう。不正解錠さえされなければいい、と思っている方も多いはずです)。

なかには★一つと★三つの差が分からないのに評価しているお店や、販売価格が高いだけでの評価もあると思います。お客様はあまり気にされないほうがいいでしょう。

現在、販売されている玄関のシリンダーの大半は、不正解錠(主にピッキング)に強くなっています。単価が安くても、そのような傾向になっています。くわしくはカギ交換 シリンダーの種類をご覧ください。

今、設置されているカギメーカーや形式が分かれば、料金問い合わせ時にスムーズに返答できますので、形式やタイプのページでお調べいただければと思います。

マンション、アパートなどの集合住宅のカギ交換

一般に言うカギ交換とは錠前一式すべてを交換するわけではなく、シリンダー本体のみ(カギ穴部分またはノブ本体)の交換作業のことを言います。錠前本体はそのまま利用します。シリンダーの種類は非常に豊富ですが、お客様の希望されるシリンダーを取り付けられるとは限りません。扉に取り付いているカギのメーカーや形式により、お客様が指定するシリンダーが取り付け可能か不可能の判別ができます。問い合わせの際はメーカーと形式を伝えていただくと取り付け可能か不可能か分かります。ご存じでしたら、お伝えください。

シリンダー本体正面(玄関室外側)にメーカーの刻印がある場合もありますが、錠前メーカーのシリンダーではなく、交換専用のメーカーがすでに取り付いている場合がありますので、その場合は、既設されていた錠前の刻印をお伝えください(ドアの横や玄関室内側に刻印)。なお、交換専用メーカーからの判断ですと、交換の可否の判別ができないためご注意ください。まずは形式やタイプのページで、どのタイプが設置されているかをご確認いただければと思います。

戸建の場合

一部の戸建住宅などに取り付いているタイプは、シリンダーのみの交換ができない場合がありますので(主に昭和に立てた物件など)、形式やタイプで現在どのタイプが設置されているかをお調べください。シリンダーのみの交換ができない場合は、錠前一式の交換が必要になります。なかにはドアの加工が必要な場合がありますので、ご希望でしたら一度現場に伺い、ドアの形状や材質などを調べ、処理の仕方をご提示します。

錠前メーカーと形式が分かれば大体の料金をご提示できます(同じシリンダーでも色や形式、によっても値段が若干違うため。または形式によっては販売されていないシリンダーもあります)。まずは形式やタイプのページで現在どのタイプが設置されているかをご確認ください。

1.マンションなどで各部屋のシリンダーをオートロック(入口)に対応したシリンダーの発注

今のマンションなどはオートロック設備が多いと思います。物件がオートロックで部屋のカギ交換をしたいが、オートロックのカギと部屋のカギを二本持つので面倒という方は、その物件に合わせた物件対応のシリンダーの交換をお勧めします。しかし納品に時間がかかりますので(在庫を抱えていないため)、交換依頼をされる場合は、一度現場調査をしなければ発注できませんので、二度現場に伺うかたちになります。お急ぎの場合は、できるだけお早めにお問い合わせください。

2.マンションなどで共有部分(エントランスや非常階段、ゴミ置き場など)物件専用のシリンダーの発注(主に建物の管理者からの依頼)

主に建物の管理会社になるとは思いますが、こちらも納品までに時間がかかりますので、お問い合わせください。

窓(クレセント)の場合

クレセントは多種多様のため、交換する場合は一度現場調査を行います。古い物件などの場合、クレセントが廃番になっている可能性がありますので、ご注意ください。メーカーにより廃番の代替え品が販売されている場合はいいのですが、代替え品が販売されていない場合は困りものです。なお、クレセント交換の場合は基本的現場調査をしなければいけませんので、料金が割高になる場合があります。あらかじめご了承ください。

お店により処理の仕方はいろいろありますが、よく既設されているものと違うメーカーを無理やり取り付けている現場も目立ちます。クレセントの場合、無理して取り付けるとその場はよいものの、後々使用していると破損することもあります。規格外のものを取り付けると、余計なところに動作の負荷がかかり破損してしまうのです。最悪の場合は再取り付けが不可能になる場合もありますので、当店は既設されているものと同じものを取り付けることを心がけています。

防犯クレセント交換

本体にカギを差して回らないようにするクレセントや、ダイヤルの数字を合わせて回さないようにするクレセントが販売されていますが、注意が必要です。これらは窓を割られて侵入を防ぐという商品ですが、取り付ける場所を考えなければいけません。

例えば倉庫のように人の出入りはあるが基本的には無人になるような場所であれば効果があると思いますが、人が常時いる個人の部屋などに取り付ける場合はあまりお勧めできません。例えば非常時、火事などの場合すぐに窓を開けると言う動作ができません。慌てている時にカギを探したり、番号を揃えたりするなどの動作ができなくなる場合もあります。あるいは高齢者やお子さんがいる場合などもそうです。もしカギ付きの補助錠を取り付ける場合は補助錠のカギを窓付近に置くなど、自己管理がかなり必要になると思います。窓を気にする場合は、カギなしの窓専用の補助錠など、侵入に時間を稼ぐことを考えた方がいいのかもしれません。

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各種カギの部品の名称

シリンダー

キー本体を差し込み、特定の人がカギの施錠・解錠を行うための部品。この部品で施錠主のみがドアの開閉ができます。通常カギ交換という作業はこの部品の交換になります。

扉に二個のシリンダーが付いている場合などは、このシリンダーを一本のキーで開閉できるように交換することもできます。大型のマンションなどは、マンションエントランスは住居者すべてが開閉でき、各部屋は入居者のみしか入れないようにとキープランを作り、シリンダーで入出管理を行うこともできる重要な部品になります。

昔のタイプのシリンダーは、精度が悪いためピッキングなどで不正解錠ができていました。しかし近年のシリンダー(主に2000年以降に販売されているシリンダー)の大半は、ピッキングでは解錠困難です。

ピッキング被害があった時代はギザギザのタイプのキーはすべて危ないと言われていましたが、メーカー側も対策を考え、シリンダー内部の一部の部品を改造して不正解錠を困難にさせているシリンダーもあります。

過去にピッキング被害があったキーで、メーカーも本体の見た目も同じで、かつ今年度に同タイプで交換したシリンダーの場合(ミワ製品のディスクシリンダーは除く)、ピッキングが困難ということもあります。しかしながら、すべてのメーカーが対策を採っているということではありません。なお、通常は「カギ交換」というとこの部品の交換を指します。

ハンドルの種類 (ノブタイプ、レバータイプ、サムラッチタイプ、プッシュプルタイプ)

ノブタイプ

ドアを開閉する時に使う部品の一部の名称。取っ手の役割をします。

レバーハンドルタイプ

ドアを開閉する時に使う部品の一部の名称。取っ手の役割をします。

サムラッチタイプ

装飾錠に多く使用されています。昭和の戸建の建物などに多く使用されています。取っ手を持ちながら親指で開閉ボタンを押してドアの開閉をします。

プッシュプルタイプ(グリップタイプ、バータイプ)

ドアを開閉する時に使う部品の一部の名称。高級なドアに取り付いている場合が多いです。

サムターン

室内側からカギを閉める時に使用する部品。親指を使用するためサムターンという名称になります。現在はサムターンでも何種類かあります。サムターン回しという不正解錠での侵入被害があり、メーカー側も対策を考え、スイッチ式サムターンや折りたたみ式のサムターンなどが取り付いている場合もあります。今は、後から取り付け可能のサムターンカバーや防犯サムターンなどの販売もされています。

サムターン

室内側からカギを閉める時に使用する部品。親指を使用するためサムターンという名称になります。現在はサムターンでも何種類かあります。サムターン回しという不正解錠での侵入被害があり、メーカー側も対策を考え、スイッチ式サムターンや折りたたみ式のサムターンなどが取り付いている場合もあります。今は、後から取り付け可能のサムターンカバーや防犯サムターンなどの販売もされています。

ケース(箱錠)

カギの開け閉め機能や扉の開閉機能がすべて納められている部品になります。シリンダーやハンドルの動きの伝達でケースの中の部品が動き、ドアの開閉管理をします。カギがあるのにドアが開かない場合などは、シリンダーが正常でも、このケースが破損しているということが考えられます。扉の中に取り付けるタイプと、室内側扉面に取り付いている面付け型があります。シリンダー交換の場合のほとんどは、この部品の交換は行いません。

カギのタイプや名称

今、どのようなタイプの錠前が取り付いていますか。それが分かれば、お問い合わせの際に大体の料金をご提示できます。
主にマンションやコーポ、アパート、戸建に多いタイプは以下になります。

1.ケースロック錠

ドアを開けるものがレバーになっているタイプが多いですが、一部ノブ形状のものもあります。主にマンションからコーポ、アパートまで幅広く取り付いているタイプです。

メーカーや形式が書いてある場所

主にドア側面にメーカーと形式がアルファベットで刻印されています。

2.ケースロック電気錠

通常のケースロックと外見はほぼ同じです。玄関の外側から通常にキーで解錠、施錠でき、さらに室内にあるボタンでも玄関の開錠、施錠ができるタイプ。

メーカーや形式が書いてある場所

主にドア側面にメーカーと形式がアルファベットで刻印されています。

※シリンダーのみの交換可能。

3.プッシュプル錠

ドアを開ける時に棒状のバーを引いたり押したりしてドアを開閉するタイプ。ほとんどがツーロックで取り付いています。しかし物件によっては上部側しか取り付いていないものもあります。マンションや戸建にも多く取り付いているタイプです。

メーカーや形式が書いてある場所

マンションなどの場合は、主にドア側面にメーカー、形式が刻印されています。戸建の場合は、室外側に住宅メーカーの刻印があり、側面に錠前メーカーの刻印があると思います。

※シリンダーのみの交換可能。

4.面付け錠

室内側に箱状のものが付いているタイプです。主にノブのタイプが多いですが、一部レバータイプのものもあります。

メーカーや形式が書いてある場所

主に室内側の本体にメーカーが刻印されています。形式はメーカーにより刻印されていないものもありますが、このタイプはメーカーさえ分かれば大体の料金を予測できます。

※シリンダーのみの交換可能。旧タイプ(廃番)になると全交換になる場合があります。

5.インテグラル錠

両面がノブになっていて、ノブの中心にキーを差し込みタイプです。室内側でカギを閉める場合はつまみ(サムターン)を回して締めるタイプです。

メーカーや形式が書いてある場所

主にドア側面にメーカーが刻印されています。

※ノブ本体のみの交換になります。一部全交換になる場合があります。

6.円筒錠

インテグラル錠と似ており両面がノブタイプで、ノブの中心にキーを差し込みます。ただし室内からカギを閉める場合は、ボタンを押します。キーを部屋に置き忘れると閉じ込みとなってしまうので、ご注意ください。旧式のアパートなどに多く取り付いています。

メーカーや形式が書いてある場所

主にドア側面にメーカーが刻印されています。

※ノブ本体の交換になります。

7.鎌錠面付けタイプ

横にスライドする扉に使用します。旧式のアパートの室内(木製の扉)などに取り付いている場合が多いです。

メーカーや形式が書いてある場所

主に室内側の本体にメーカーが刻印されています。

※本体すべての全交換になります。

8.補助錠

もともとの新築時にはこのタイプは取り付いてはいません。主に後から追加で取り付けた錠前になります。面付け錠と同じく室内側に箱状のものが取り付いています。

メーカーや形式が書いてある場所

主に室内側の本体にメーカーが刻印されています。

※シリンダーのみの交換可能。一部全交換になる場合があります。

9.デジタルロック

デジタルロックの場合は電気式と機械式の2種類があります。電気式の場合は主にテンキーで解錠したり、電池切れの場合の非常用のキーで解錠したりします。基本的には破損以外で全交換することはありません。

メーカーや形式が書いてある場所

主に室外側やドア側面にメーカーが刻印されています。

電気式の非常用シリンダーのみの交換可能。暗証番号の変更も可能。機械式の場合は暗証番号の変更可能。

10.デジタルロック補助錠

数字を押して解錠するタイプ。暗証番号の桁数や数字を変えることができます。基本的には破損以外に全交換することはありません。

メーカーや形式が書いてある場所

主に室内、室外側に刻印されています。

※暗証番号の変更可能

11.カードキー

シリンダーは取り付いていません。キーになるのはカードになり、カギの解錠・施錠はカードキーで行います。

メーカーや形式が書いてある場所

主にドア側面や室外側にメーカーが刻印されています。

※ショウワ製マイスナーの場合はカードリーダーのみの交換可能。その他の場合は問い合わせください。

12.カードキーでケースロックタイプ

ケースロックタイプで、シリンダーのみがカードキーになります。

※カードキーのシリンダーのみの交換可能。計電の場合はシリンダーに変更することもできます。

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電話番号

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